ツラツラ

意味のないことをツラツラ書いていく

貧困は【自己責任】なのか? TEDを聞いて考察してみた

暇なのでいろいろ考えてしまいます。僕です。

TEDで興味深い題材を見つけたので書いていきます。

タイトルは"Poverty isn't a lack of character; it's a rack of cash." 日本語訳すると「貧困は人格の欠如でなく、金銭の欠乏である。」

 

ビデオはこちら

 

ビデオの要点

 人は貧乏人を見るとその人に何か人格的な問題があるのではないかと考えてしまう。プレゼンター自身もそう考えてきたが数年前に違うと気づいた。貧困とは「欠乏の心理」だということに。

人は何かが不足していると認識したとき、行動が普段と変わるそうだ。つまりどんな人であっても 愚かな選択をしてしまうような 状況に置かれているのだ。

つまり貧困者自体の境遇を変えてしまえばいいのではと考えた。「基礎所得保障」という考えだ。この制度が施行された地域の住民は富のみならず、賢さと健康を得ることが出来た。私たちは貧困に対する考え方を改めなければいけない。

僕の考察

 

欠乏は人を愚かにする

あまりにも空腹のとき、短気になってしまう(ボクシングの減量はそういう目的もあるらしい)。眠いと判断力が鈍る。それと同じように貧乏になると判断力が鈍ってしまいます。お金に関することも例外ではありません。例えばいま話題になっている格安simについてのデータを見てみましょう。

smappy-if.com

こちらの記事にある通り年収が高い人ほど使用率が高いらしいです。理由についてはいくつか考えられます。

  • 低所得者は、よくわからないものに対して手を出そうとしない(勉強をすることに積極的になれない)。
  • 低所得者は現状維持を重視する。
  • 低所得者はクレジットカードを持っていない。

その他ふるさと納税や個人確定拠出年金(iDeCo)などの金融資産運用についても高所得者のほうが関心が高い傾向にあります(運用資金の問題もあると思いますが…)。

ベーシックインカムは可能なのか?

スピーチの中で出てくる基礎所得保障(ベーシックインカム)について。

メリットは

  1. 働き手が減る結果、価値のある仕事だけが残る。
  2. 行政がスリムになる。
  3. 少子化対になる。
  4. 地方創生になる。

ベーシックインカム(以下BI)が実施されるとお金の心配が少なくなり、働く人が減ります。働き手が減る結果しょうもない仕事をする人が減ります。しかし、本当に需要のある仕事は残り、働く人が減ったために価値がどんどんあがっていきます。嫌な仕事であっても世の中に需要があれば賃金が上がっていくでしょう。BIによって仕事の価値が正しく評価されるようになるでしょう。

 

年金、生活保護、失業手当などの社会保障制度をBIだけにすることで、社会保障への手続きにかかわる無駄な人員(公務員)を省くことができます。その人件費をベーシックインカムに充てることも可能です。

 

子供を作ることで養育費がかかりますが、BIは個人に対して配るため、家族が多ければ多いほど収入アップになり少子化対策になるという意見もあります。

 

導入により人々が職を求めて都会に住む必要がなくなるため、地方への定住者が増えるという意見もありますが、僕は人口減少社会である日本ではどの道都市に人口が集中すると思います。

 

 

反対にデメリットは

  1. 財源が確保できない。
  2. 労働意欲の減退による経済力の低下

財源に関して、BI支持者は既存の社会保障をBIに一本化するという主張をしているため、そこには困らないでしょう。

労働意欲に関しては状況によっては逆に上昇するかもしれません。例えば生活保護制度では、働くと生活保護費が減るので、働くことへの動機づけが弱くなります。そのため一旦生活保護を受けた人は、そのまま受け続けようします。一方BIは働いても減ることがないため労働意欲は低下しません。

ドーファン(カナダ)ナミビア共和国などの実験結果を見る限り、犯罪率低下、通院者の減少、学習時間向上などの効果があることがわかります。


【字幕】ベーシック・インカム支給先行プロジェクト(ナミビア)ドーファンについては冒頭の動画の通り

しかしいずれの実験も数年間のものであったため数十年単位でこの政策を行った時の是非はわかりません。

最後に

以上、貧困は【自己責任】なのか? TEDを聞いて考察してみた でした。

記事の後半ベーシックインカムについての話でいっぱいになってしまいました。すみません。

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