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センスって実は論理的なのか? 「センスは知識からはじまる」を読んで

 

 ※書籍タイトルが間違っていたので修正しました。(10/8)

こんにちは、センスのある人間になりたいと常日頃思っているものです。

 

今回はそんなことを考えているときに見つけた「センスは知識からはじまる」という本について書いていきます。

 

 

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要約

 

多くの人は「ひらめき」や「センス」について特別な人のみが持っている能力だと思っているがそうではない。

 

センスとは数値化できない事象を最適化することであり、現代社会では「センスの良さ」がスキルとして求められている。

 

センスとは知識に基づく予測であるため、まずは知識を蓄えることがセンスを磨くうえで重要だ。

 

もっと詳しく

 

筆者はグッドデザインカンパニーの代表としてNTTドコモの「iD」、ゆるキャラの「くまモン」などを世に出していきました。そんな筆者がこの本全体を通して「センスとは何か」、「どのようにしてセンスを磨くか」について記しています。ともすれば冗長とも思えるくらいに具体例が多いため、スラスラと読み進めることができます。

 

まず、センスとは何かを定義しています。センスとは数値化できない事象を最適化することであり、センスを磨くためには普通を知ることが大切だとしています。

 

ここでいう普通を知るとは大多数の人が考えることではなく、「一番いいもの」、「一番悪いもの」を知ったうえで「その真ん中にあるもの」を知ることだそうです。これはなにか特別なものを生み出そうとしている人にとっては衝撃の事実ですね。

 

その次に現代では技術の向上が頭打ちになっているため、センスの良さが個人と企業の存続に必要不可欠だとしています。この章ではクリエイティブな人材がいかに企業に求められているか、日本企業からなぜイノベーションが生まれないのかについての筆者の考察が記されています。

 

次の章ではセンスとは知識の積み重ねから始まるものだという核心に触れていきます。最初に触れた「普通を知る」ことの一番の近道が知識を蓄えることです。

 

筆者によると世の中に出る製品のうち一番多いのが「アッと驚く売れない製品」らしいです。それらの製品のうちほとんどが社会に求められていないものだそうです。

 

それらの説明のあと、センスで仕事を最適化すること、センスを持って選択、決断することの重要性について説いています。

 

一見感覚による判断に見えるものでも、その背後には知識に基づく判断が必要です。生み出す商品に知識を加えることによって付加価値を生み出すことが重要らしいです。センスとは知識だという主張も私自身の経験を見直すと納得出来るものです。

 

最終章ではセンスを向上させるための方法として、思い込みをなくすこと書店に行き気になったものを観察すること人生の先輩と話すことが挙げられています。

 

洋服選びは自分を客観視し、見た目を最適化する方法と書いてありました。私は洋服について無頓着な人間なのでいろいろ考えてしまいました。。

 

最後に

 

この本を読んでセンスは決して才能ではないということがわかりました。私自身も大学に入るまではデザインの知識など全くありませんでしたが、大学に入ってからサークル活動の一環としていろいろなデザインをしました。そこでフォントやレイアウト、色彩などの知識をつければつけるほどデザインの幅が広がっていることを実感しました

 

現在商品企画や研究職に携わっている人には役立つ本なのではないでしょうか。この本を読んだらなにかが劇的に変わる、というわけではありませんが日常生活でこの考え方を応用できるかもしれません。

 

 

以上「センスって実は論理的なのか? 「センスは知識から始まる」を読んで」でした。

 

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mk3331breaker.hatenablog.com